新メンバーになっての初ライブ。緊張度の高いライブとなった。

	-TODAY'S MENU- 1. HELL FOR LEATHER 2. OTHER SIDE 3. RECUR 4. SINGLE-BLOOM 5. WALK ON WATER 5. SUPPRESSION-PartⅡ

MICHIHISA
昨年、長年バンドを支えてくれたヒロに変わってシュウが新メンバーになった。メンバー・チェンジは何度か行っているが、ユウジとヒロになってからは長かった。ヒロが脱退して、ONE BIG RUSHを続けられるのか？ここまで世界観を作れて、阿吽の呼吸でバンドが出来ていたので、この決断には悩んだ。ユウジと何度も話しをして、ONE BIG RUSHを一時休止してでも何かバンドを演ろう！という結論に至った。最初は、キング・クリムゾンやフランク・ザッパのコピーバンドでもやろうか！というノリでメンバー探しを始めた。とにかくベーシストだ。俺達は、あらゆるコネやサイトを使ってベーシストを求めた。いったい何人のベーシストと会っただろう・・・。意気投合しても住居が遠すぎたり、デモテープを渡して「こんなの出来ない」と断られたり・・・。ベーシスト探しは、思った以上に困難を極めた。そんな時、あるサイとでシュウを見つけた。音楽性も性格も、彼しかいない！と思った俺は、一ヶ月くらいメッセージのやり取りをしてスタジオに呼んだ。3人で始めたセッションは、やはり俺の思った通りだった。シュウなら、ONE BIG RUSHの世界観を実現できる！ユウジも同じだっただろう。その日に、メンバーになってもらった。ライブを、4.11に設定してリハーサルを行った。シュウは、ヒロとはタイプが違うプレイヤーだ。しかし俺は、ヒロのコピーを求めてはいない。シュウの良さを発揮できるように、オリジナリティを生かした。リハーサルやライブを重ねることで、その時間は埋められる。そして、新生ONE BIG RUSHのライブ。毛色の違う楽曲を選んだ。リハーサルで上手くいっても、ライブは全く違う。そういった意味でも、とても緊張感を持ったライブだった。俺に関して言えば、ケーブル類を全てベルデンに交換したことによって、今まで以上に音抜けが良くなった。特に高音弦は、驚くほど音に伸びがでるようになった。弾いてて、とても気持ちが良かったね。全体的には満足出来るライブだったが、これで満足！ってことではない。もっと高見を目指して、これからも精進していかなければならない。シュウの良さを、もっと引き出させてやることも、ONE BIG RUSHの次なる高みへと繋がっていくからね。

65th　2015.10.31　Club EDGE 六本木

バンドとしてのまとまりを感じ取れたライブ！大曲をメインとしたライブとなった。

	-TODAY'S MENU- 1. ACTION 2. （THEY ONLY）FIGHT TO WIN 3. SUPPRESSION-PartⅡ 4. RECUR 5. SUPPRESSION-ParｔⅠ

MICHIHISA
シュウが加入して、2回目のライブ。厳密に言うと、3回目のライブになる。実は8月に、ノヴェラの（V）アンジーさんと（K）永川さん、そしてONE BIG RUSHのメンバー計5人でノヴェラの曲を演奏した。ノヴェラのイベントということで、ONE BIG RUSHにしたら完全アゥエー（笑）。百戦錬磨の2人に、ノヴェラ愛のファン。そんな中でライブを演るんだから、いつもと同じ感覚じゃあいられない。しかし、ライヴは楽しくてとても盛り上がった。何より、ヴォーカリストのいるバンドの素晴らしさや、ライブに於ける色々なものを肌で感じることが出来た。メンバーは単独で色々なバンドに参加することはあっても、ONE BIG RUSHで参加することは殆どない。だから、いつも以上に一体感を感じられたし、バンドにとっても色々学ぶことが出来た。この経験は、ONE BIG RUSHにも生かされている。俺個人としても、サウンド・メイクやライブの取り組み方も変わったからね。そんなイベントを挟んでの、今回のONE BIG RUSHのライブ。バンドとしての一体感は、前回に比べて格段にアップした。シュウのプレイも、ONE BIG RUSHになってきたしね。今回は、大曲とスピード・チューンばかりだったけど、ライブ向きの選曲だったんじゃないかな？ギター・シンセも音作りを変え、若干のトラブルはあったけど上手くまとまったかな。ライブ毎に進化していく！それが俺の考え。現状維持じゃなく、常に先を見てチャレンジしていくことを、ファンも望んでいると思う。シュウが加入してからはまだ新しい曲を作っていないけど、そろそろ新曲も披露したい。そこで新しいONE BIG RUSHの形も見えてくるはずだからね。

photo by taniyan