27th 2004.02.28 新宿HEAD POWER

2004年初ライブ & 4thマキシCD 『KICK BOXING-UNION』 発売記念ライブ & ユウジの親愛なる父に捧げるライブ!

-TODAY'S MENU-
1. SPIRAL & PARALLEL LIVES
   A) Emancipation
   B) Destiny 
2. A RAID
3. SHADOW
4. STILL WATER RUN DEEP
5. SUPPRESSION-PartT


MICHIHISA
今回のライブは特別だった。2.26の朝に、ユウジから連絡があった。俺は今回のライブは中止にするつもりだった。しかし、ユウジたっての願いもありライブを行った。俺が同じ立場だったら…と考えると。この日のユウジは本当に堂々としていた。ライブ中、ユウジの鼓動が嫌というほど伝わってきた。こんなに緊張感を感じたライブは皆無だ。結果、新曲「SHADOW」は緊張感溢れる演奏になったのは言うまでもない。ユウジのお父さん、安らかに眠って下さい。大変な時にライブを演らせて頂き、親族の皆さん御迷惑をお掛けしました。そして、一番大変だったのはユウジだろう…本当にありがとう。俺は数多くのライブを演ってきたが、これ程までに印象に残るライブは皆無だ。そしてステージに立つ限り、この日を忘れる事はないだろう。

YUJI
私事ながら、2.26に最も尊敬する父親を亡くしました。偶然にもお通夜・告別式と重ならず、親族の理解と応援もあってライブを行うことが出来た事に、この場を借りてお礼を申し上げます。僕がドラムを演奏するのを一度しか見た事のない父親の写真を横にしながらの演奏は、今まで感じた事のない緊張を与え自分の未熟さとより多くの努力が必要な事を教えてくれました。満足のいく演奏だったとは言えませんが、精一杯頑張った事では悔いはありません。ここまで育て、見守ってくれた父親に感謝しています。ありがとうございました。

HIRO
自分では気が付かなかった事なのですが…。ビデオを観ると、キーボードが囲いになっていて邪魔に思えましたね。確かにキーボードが正面にあると使いやすいのですが、まあ私はキーボーディストではないですからね。セッティングも含め、もっと考えたいです。そしてユウジ、本当にお疲れ様でした。悲しい気持ちに「負けるもんか!」って、ユウジのドラムが言っているように感じました。ユウジのお父さん、安らかに御眠り下さい。

アンケートより
・「SUPPRESSION-PartT」のキ−ボ−ド・アレンジが良かった。
・今回初めて観ました。凄い迫力です!次回も行きます。
・喪章はそういった(↑)意味だったんですね。いつもと雰囲気が違ったように感じたんですが…。
・ヒロさんの動きが派手でしたね。今回はノリノリに見えました!
・オ−ディエンスを飽きさせないONE BIG RUSHの姿勢(ミチヒサさんのト−クも)は見習いたいです。
・出音が良くなかったです。ONE BIG RUSHはインストなので残念…。ギタ−は生音良かったのに!PAは専属では無いんですか?
・新曲「SHADOW」カッコイイ!

28th 2004.07.18 千葉マリン・スタジアム特設ステージ

ONE BIG RUSH初の野外ステージ。千葉ロッテ・マリーンズを応援“Ball Park E Park Live”千葉マリン・スタジアム特設ステージ!

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順不同 : A RAID
      LIMITED EXPRESS FOR HELL
      RECUR
      (THEY ONLY)FIGHT TO WIN
      JACKAL
      WE LOVE MARINES  etc…


MICHIHISA
この話をもらった時は、少々迷った。まずは野球を観に来る人が相手という事と、ONE BIG RUSHが野外で出来るのか?という2点だ。しかし担当者の「ONE BIG RUSHだから頼むんです」の一言で決心した。まあ実際、試合前のライブはユウジ(以下参照)の言う通りだったね。先に書いた前者を、どうクリアすればイイのか悩みながら、試合前のライブは終わった。試合後のライブは、早目に人だかりが出来始めた。演奏も大事だが、何時も以上に爆裂トークで観客をあおった。しかし、千葉ロッテ・マリーンズ・ファンは熱いね〜。やっぱ、パシッフィック・リーグ最高!ラストの「WE LOVE MARINES」の大合唱には、感動したな〜。インストゥルメンタル・バンドでも問題なく演れたのは、大きな収穫だった。まあそれは、千葉ロッテ・マリーンズ・ファンの温かさがあったからだけどね!ほんと、楽しく演れたよ。

YUJI
素直に楽しかったです。ひたすら目の前を通り過ぎる人達一人々々を見ながら演奏してました。プレイ・ボール前の演奏で立ち止まってくれる人がほとんど居なかったのですが、横目にチラッと見る人や通り過ぎた後に斜め後ろ(僕の視野ギリギリの一番気になるところ…笑)から申し訳なさそうに見る人、興味ありげに見てるけど親に手を引かれて行ってしまうお子様等々、色々でした。それ以上にゲーム終了後のライブでは、千葉ロッテ・マリーンズを心から愛しているファンの皆さんに囲まれて嬉しかったです。最後の「WE LOVE MARINES」の連チャンはONE BIG RUSHの「千葉ロッテ・マリーンズに頑張って欲しい!」という気持ちの表れです。最後に、僕ももっと頑張るぞ!


HIRO
私達の演奏を全く知らない人達に向かって演奏する…。初めての体験だった。“誰も 聴いてくれないんじゃないのか…”という不安感もあり、“全く知らない人にアピールできるんだから、誰かが聴いてくれればそれでいい”とも思っていた。そして試合前の演奏に臨む。とにかく気温が高い!熱い!倒れてしまうかもしれない…と思っ た。観客のみなさんは、どんどんスタジアムに向かって進んでいく。皆さん野球を見に来ているのだから(ちょっと悲しいけど)そうなりますよね。それでも何人かは立 ち止まったり、一曲演奏し終わった所で拍手してくれる方がいらっしゃった。本当に嬉しい!そして試合後の演奏に臨む。「アレレ、見に来てくれた!」一曲ごとに皆さんの声援がどんどん増えて…無茶苦茶嬉しいかったです。本当に嬉しかったです。 ありがと〜ございました(^ ^)!

29th 2004.07.31 新宿HEAD POWER

新宿ヘッド・パワー・プレゼンツ HARD ROCK & HEAVY METAL企画“STAND IN LINE Vol.6”ライブ!

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1. (THEY ONLY)FIGHT TO WIN
2. PEACE OF LIQUID
3. RECUR
4. JACKAL
5. SUPPRESSION-PartT

MICHIHISA
ONE BIG RUSHを始めた時は、単にギター、ドラム、ベースというシンプルな3ピース・サウンドでイイと思っていた。昔は“ラックおたく”という位に色々なエフェクトを使用していた反動かもしれないが、ギターに関しては真空管アンプにワウとディレイがあればOKだった。しかしユウジのパッドを皮切りに、シーケンスの導入。ヒロのキーボードや足鍵など、ONE BIG RUSHのサウンドの幅は広がっていった。フロント・マンの立場から言えば、サウンドが厚くなるし嬉しい事だった。そういったサウンドをバックにギターを弾くのは気分がイイもんだ。しかし、ONE BIG RUSHはギター・インストの曲だけではない…というよりギター、ドラム、ベースのアンサンブルがONE BIG RUSHである。一体、俺に何が出来るのか?と考えた。テルミンの導入も考えたが、ギターにこだわりたかった。前々から興味があった“ギター・シンセ”はどうだろう?とりあえずは使ってみないと分からない。そしてスタジオでの音合わせの時、メンバーから絶賛された。これで使っていける自信がついた。そして今回初めてライブで使ったのだが、まだまだ研究の余地が沢山ある。いずれは、完璧に使いこなせるようになりたいね。その時、ONE BIG RUSHの新たな世界が見えてくるはずだ。ありゃ〜ライブ・レポートになってないぞ(笑)!

YUJI
今回のライブは、前々々回のライブ・レポートで書いた事(2003.12.07)を体に染み込ませる事が出来るかどうか?これが第一のテーマだった。前回のライブは、あまりにも集中していなくて反省する点が多かった為、二歩下がって自分自身を見直す必要があったからだ。技術的に未熟な点を補おうとする為に“気持ち、気持ち…”と思ったり、時間的な制約等音楽から意識を遠ざけさせられることが多々あったとしても“その時の演奏は、その時の気持ちである!”という事が分かっていれば、前回の反省は何の意味もない自分自身への言い訳以外の何物でもない…。今回は、今まで以上に自信を持って演奏する事が出来た。これからはもっと色んな音楽を知りたいし、気持ちを正確に・確実に伝えられる様になる為のボキャブラリーを増やしていきたい。

HIRO
久し振りのヘッド・パワーでのライブ。ベース・アンプが以前より出力の大きいものに変わっていて、更に演りやすい環境になっていた。そしてお客様!!あんなにセッティング時間がかかったのに待っていて頂いて、ありがとうございました。そして皆さんに、しっかり演奏をみていただいている!と、いう感じを強くうけました。良い悪いは別にしても、皆さんに見て頂けるだけの演奏が出来ていたのかという自信が、少し芽生えてきました。とにかく、おいで頂いたお客様の皆様、ありがとうございました。これからも、更に良い演奏を心がけていきます。よろしければ、また次のライブにも足をお運び下さい。

・このメンバーで初めて観ましたが、凄く良かったです(普通のコメントで申し訳ないです)。また観に行きます。
・時間が、アッという間に経ってしまう楽しいライブでした。
・ギター・シンセがもっと聞きたかった!でも、良い音でした。
・いつ見ても、ツーバスのドラム・セットにはビビります。ツーバス連打にはチビります。
・ライブに備えCDを聞き込んで行きましたが、やっぱりライブは良いです!
・ステッィク見たかった…。7弦見たかった…。
・オープニングから圧巻でした!演奏の迫力・テクとも満喫しました。

30th 2004.08.13 千葉マリン・スタジアム特設ステージ

ONE BIG RUSH今年2度目の“Ball Park E Park Live”今夜も盛り上がった、千葉マリン・スタジアム特設ステージ!

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順不同 : A RAID
      LIMITED EXPRESS FOR HELL
      RECUR
      (THEY ONLY)FIGHT TO WIN
      JACKAL
      WE LOVE MARINES  etc…

MICHIHISA
今回のマリン・ライブは、お盆真っ只中という事もあって正門前を出店が囲んでいた。この日は仕事で遅れて行ったのだが“おお〜!凄い人だ!”と、駐車場からも人集りが見えるほどだった。しかも、ステージが一番おいしい場所にある。ユウジの言う(↓)通り、前回と違って人の足が止まる。やっぱり出店効果も含め、これは正解だったね。2回目という事で野球ファンの心理も大分読めた事もあって、余裕を持って演奏・トークも出来た。試合も前回とは逆で、10点差以上をつけての大勝!「We Love Marines」の歌声にも、元気があったかも(笑)。まあ、まいどの事ながら貴重な経験が出来たね。

YUJI
今回のマリン・スタジアム前演奏は、正面入口の真向いだった為か前回ほとんど足を止めてもらえなかった試合前の演奏も、沢山の人に見てもらえたのが嬉しかった。何といっても初めの30分位はヒロと二人でのジャムだったこともあって、緊張感とかを含めると一番楽しかったかも(苦笑)。試合後の演奏時は風が強かったので、ドラムの後ろに立ててある壁をなくして360度からONE BIG RUSHを見られる状態に!普段は真後ろから見られる事がないので、お客さんにはどう感じるのでしょう?…等々、今回も新しい体験をしました。次回は何が起きるのか非常に楽しみです(笑)。

HIRO
最初の30分は“ユウジと二人きりで音を出せ!”と、とんでもないスタートで始まった今回のライブ。でも、お客様がたくさん足を止めて下さり、とても嬉しかったです。試合終了後のライブでは、強風の為ドラムの後ろの衝立てを外して演奏しました。そうなると音が散ってしまって、正面に音を集中出来ないデメリットがあります。ですが、逆に普通では不可能な“ドラムが真後ろから見える”状態になって後ろから見る方々、特に子供さん達が興味津々で目をキラキラさせて身を乗り出すようにして見入る姿がとても印象的で楽しかったです。

31th 2004.09.25 沼袋SANCTUARY

HR/HM & プログレ専門のライブ・ハウスに出演。プログレッシブ・ロック企画“BARDS TALE Vol.1”ライブ!

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1. SPIRAL & PARALLEL LIVES
   A) Emancipation
   B) Destiny
   W) An Ordeal
2. THE WAY OF PROVIDENCE
   @) Palace
   A) Ceremony
   B) Revelation 4
3. SHADOW
4. LIFE
5. SUPPRESSION-PartU

MICHIHISA
初めての箱(ライブ・ハウス)でのライブは、期待と不安がつきもの…憑き物だ(笑)。今まで色々な箱でプレイしてきたが、初めての箱で今回ほど楽しめた経験はない。ステージの広さ、モニター環境の良さ、それ以上にスタッフの出演者に対する思いやり(気遣い)がそうさせたのかもしれない。「SPIRAL & PARALLEL LIVES」の第四楽章「An Ordeal」が、今回のライブで初披露だったのだが、いかがだっただろう?これで「SPIRAL & PARALLEL LIVES」も完結。早くレコーディングしたいね(笑)。前回から登場した“ギター・シンセ”だが、まだまだ上手く扱えていない。足元(フット・コントローラー)が多くなるのは仕方ないのだが、もっとテキパキ使えるように工夫しなくては…。ライブ中に「あっ!この音じゃないな〜」と思う事があったので、音色も研究しなければ!次回のライブでは「おっ!その音使いはイイね〜」と言われるよう精進々々。それまでは新作『SUPPRESSION-PartU』を聴いて、楽しんでおいてね。

YUJI

いつも以上に気合いの入った、且つ落ち着きもあり自分自身を見失わなず、凄く楽しく充実したプレイの出来たライブであった。恐らく今回きりで、この事に関してライブ・レポートに書く事はないと思う。去年12月に起った革命は間違いなく自分の世界を変える事に成功し、その先にある“発展”へと導いている事を実感したからだ。つまり、エイト・ビートもテンポ・キープも簡単なフィル・インも自分が演奏したいと思った事全てが(万人が知っているとおり)最高な技術を必要とし最高の芸術になり得る物で、自分がそれを自覚しコントロール出来る人に“やっと”なれそうだ!大人になれそうだ!と実感出来た。これで初めて自分自身のフレーズや、ドラマーが口々にする手・足順がどうだとかも、音楽や曲と一緒に見つめ直す事が出来るのではないだろうか?長年の「あれもこれも知りたい、演りたい!」が肥大化し「知らなきゃ、演らなきゃ!」へ悪性化しつつあった音楽とドラムが、等身大に戻ってきた。今、すごく楽しい!

アンケートより
・バンドの音が良い!サウンドは完成されていますね。こだわって続けて下さい。

・ここは何時もと違った感じで、良かったです。ジャンルにこだわった箱は良いです。
・久々に観に行きましたが、変態度がパワー・アップしてましたね(笑)。次回も楽しみにしてます。
・毎回新しい音が聞けて、次はどんな引き出しを開いてくれるのか?とても楽しみです。常連目指します!
・SUPPRESSION-PartU」は名曲です。大好き!CD化されて嬉しいです。
・変態を超えてますよ!
・ギターの音が、どの音域もクリアですね。最近のサウンドには無い、貫禄ある音です。
・ステックすげ〜!面白い!プログレだ!
・ドラムさん大変そう…でも、かっこよかった。あと、パッドをもっと聞きたかった。

32th 2004.12.04 沼袋SANCTUARY

前回大好評につき、今回も参加。プログレッシブ・ロック企画“BARDS TALE Vol.2”ライブ!

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1. A RAID
2. PEACE OF LIQUID
3. RECUR
4. STILL WATERS RUN DEEP
5. 3173
6. SUPPRESSION-PartT

MICHIHISA
前回に引き続き、サンクチュアリでのライブ。2回目になると、既に我が家のような顔になってしまうんだよな〜(笑)。ここは本当に出演者の事を考えた箱だ。ONE BIG RUSHはトリオだが、機材が多い。特にステージ上の環境に気を使う。あとは、出音がデカい!というのも条件の一つだ。これらをクリア出来る箱が少ないのも事実。俺達が気持ちよく演奏出来るのも、こういった事からなんだよね。久し振りに「A RAID」からのオープニング。景気付けにはもってこいの曲だ。そしてこちらも久し振りの「PEACE OF LIQUID」。MCを挟んで、定番曲の「RECUR」。そしてこちらも久し振りの「STILL WATERS RUN DEEP」と「3173」。ラストは看板曲の「SUPPRESSION-PARTT」と、2004年最後の締め括りに相応しい曲順になった。俺にとって、今年最大の秘密兵器“ギター・シンセ”も、ライブごとに上達している!と思う(笑)。一度ライブで演ると、この音がイイ!良くない!とよく分かる。来年は、ギター・シンセのみの曲にも挑戦したいね。

     

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