15th 2001.10.27 新宿HEAD POWER

ニュー・メンバー“ユウジ&ヒロ”を迎えての、5ヶ月振りのライブ。振り返れば、この5ヶ月は色々な事があった。キック・ボクシングのテーマ曲、選手の入場テーマ曲への採用、このメンバーでのレコーディング、 ミチヒサのリング・アナウンサー。忙しいながらもバンドとしては充実していた。 たった5ヶ月でここまでまとまるとは思いもよらなかった。しかしONE BIG RUSHは、まだまだ発展途上バンドだ。こんなレベルで、メンバーは誰一人として満足していないはずだ。そんな思いを抱き、今日という日を迎えた。

-TODAY'S MENU-
1. SPIRAL&PARALLEL LIVES
   A)Emancipation
2. (THEY ONLY)FIGHT TO WIN
3. PEACE OF LIQUID
4. RECUR
5. LIFE
6. SUPPRESSION-PartT

MICHIHISA
いつもの様に「SPIRAL & PARALLEL LIVES A)Emancipation」からライブが始まった。しかし今日は新鮮だ!何十回、何百回と演ったこの曲も、メンバーが代わるだけでこうも雰囲気が変わるものだろうか…。続く「(THEY ONLY) FIGHT TO WIN」は気合が入った。ライブ前の楽屋に、キック・ボクサーの高野洋一選手が花束を持って来てくれた。一週間後に試合だというのに…。そしてこの曲こそが、高野洋一選手の入場テーマ曲として使われているのだ。「PEACE OF LIQUID」と言うより途中のお遊びが上手くいくかどうかが心配だった。が、予想以上に上手くいった?と思う。「RECUR」は、このメンバーになって一番アレンジが変わった曲だ。否応にも緊張感が高まる。続く「LIFE」は展開が凄まじく、メンバーの腕の魅せ所だ。復帰ライブも既に最終曲「SUPPRESSION-PartT」。これは下記のユウジのコメントを参照して欲しい。


YUJI
今までのライブでは、出番前に緊張してもセットに座った瞬間それは無くなるのだが、今回は違った。元々緊張する方ではないが、自分がカウントを出す直前に一瞬頭が真っ白になったのを覚えている。「SPIRAL & PARALLEL LIVES A)Emancipation」の前半が終る頃には、すっかりいつもの自分に戻っていた。お客さんが居て、ステージにミチヒサとヒロが居る。「Suppuression-Part T」の最後のインプロヴァイズは、適当にならない事だけを心掛けた。インストゥルメンタル・バンドでのライブが初めてだったこともあって、いつも以上に楽しくドラムを叩けた。多少のミスはあったけれども、それはこれからの課題。とは言え、ちょっと曲が速かったかなぁ…。


HIRO
ライブは仕事にしていた頃もあり、慣れているから大丈夫!なんて思ったのは大間違い。これがトリオ・インストのプレッシャー?前夜の夢の中では、縦横無尽に動き回 り炸裂している自分の姿があったのに…。分かってはいたが、リハーサルと本番はえらい違い。始まった瞬間、自分が何処かに行ってしまった。しかし、そのおぼろげな中でもユウジのドラムだけは、しっかり聴いている自分がいたのも事実。やっと自分らしさが出てた時は、すでに「SUPPRESSION-PartT」。最後のインタープレイは、3人の音が気持ちよく踊っていた。次回はアレも登場する事だし、余裕をもって楽しめるステージを見せられるよう、更に精進々々。


アンケートより
・ 強力なリズム隊が凄く良かった。ギターも色々と表現できていて聴いていて楽しかった。(神奈川県 N)
・ 胃にズシンズシン来た!鳥肌が立ちました。大阪にも遠征に来て下さい。(大阪府 M)
・ メチャメチャ最高でした。感動しました。(栃木県 S)
・ 最高!!絶句…。(東京都 T)
・ 久し振りのライブ、堪能しました。新リズム隊もとても気に入りました!(千葉県 Y)
・ 本当に良かったです。また観に行きます。(埼玉県 K)
・ カッコ良い!ドラムが凄いですね。(東京都 Y)
・ ツボにはまりました。大晦日のライブにも是非行きます。(東京都 N)
・ 心の底から凄かった!(? ?)
・ カッコ良い!上手すぎ!(北海道 K)

スタッフより
今回、久々のライブと言うこともあって、スタッフである私も緊張していた。いつもと同じ様にヘッド・パワーに着いて、リハの前に機材をある程度用意して…ミチヒサとユウジ、ヒロの表情は?…。正直言って、私が一番緊張していたかもしれない。いつもと違うのは、当然と言えば当然。ミチヒサ以外の2人は今回がONE BIG RUSHでは初ライブ。リハも無事に終了。特に心配もなさそうだ。その後、本番までしばし休憩。お客様と挨拶をしたり、友達と盛り上がったり…。皆さん、ご来場ありがとうございました!そして本番。ドキドキしながら迎えました。私には、彼ら3人が揃って初のライブだということは感じられませんでした。今回はミチヒサがとても楽しんでギターを弾いている姿が印象的。今までのライブの中で一番いい顔をしていたかも!ユウジはいつも嬉しそうに叩く。あんなに難しいリズムを、簡単そうに嬉しそうに叩く姿。こっちまで嬉しくなる!ヒロはあまり普段と変わらない。それも凄い!いつも通りってなかなか出来ない思いますが…。(各メンバーさん自身のコメントは無視しております…。) とてもいいライブでした。また大晦日も「凄いことをみんなで楽しんで」というステージを!

16th 2001.12.31 新宿HEAD POWER

ニュー・メンバーになって、2回目のライブ。しかも、毎年恒例の「大晦日爆裂ライブ!」。ミチヒサ自身は、6年連続の大晦日ライブだ。前回のライブ後にCD製作に入り、何とか大晦日に『FIGHT TO WIN』を発表することが出来た。今思えば、慌ただしく駆け抜けて行った2001年であった。

-TODAY'S MENU-
1. LIFE
2. STILL WATERS RUN DEEP
3. SUPPRESSION- artT

MICHIHISA
大晦日のライブは、今年で6年連続になる。いつも以上にテンションが高い(笑)。酒も入り、楽屋からトーク爆裂だ!今回のオープニングは「LIFE」。定番のオープニング「SPIRAL & PARALLEL LIVES A)Emancipation」からでは無いので、一瞬の緊張が走る。が、異様なまでの客の盛り上がりに驚いた。続いて「STILL WATERS RUN DEEP」。ライブでは2回目の演奏だ。「LIFE」以上に展開の激しい曲だが、演っていて非常に楽しい!途中でメロを変えてしまったのはご愛嬌(笑)。「SUPPRESSION-PartT」のエンディングのインタープレイはどうだったかな?緊張感をもっと出したかったので、これは成功したと感じている。とりあえず、何時の間にか終わっていた大晦日ライブ。毎年こんなモンだなぁ…。

YUJI
今年もやってしまった!!いくら年忘れと言っても、演る前に呑んでしまうと(一度呑むと止まらなくなるんだよなぁ)下手っぴになるのは何年も前から分かっているんだけど…。確かに、手足よりも口の方が動いていた(笑)。「LIFE」は前日のスタジオでは、かなり速かったので、あえてゆっくりぎみにスタート。ミチヒサのイントロダクションがいつも以上に綺麗に決まって、聴いていて気持ち良かった。「STILL WATERS RUN DEEP」は、まだまだ発展途上の曲。それが演奏に出てしまった感がある。「SUPPRESSION-PartT」は、最後のインタープレイの締めを変えてみた。前の時と比べてどうだろう?是非とも感想を頂きたい。最後に演奏前は酒を一滴も呑まない、これに尽きる(笑)。

HIRO
普段と何ら変わらない、と思っていたライブも、やはり大晦日!いつもとは違う盛り上がりを感じるライブだった。今日一日で13バンドも出演。嫌でも盛り上がってしまう。演奏では出来るだけのことは演ったつもりが、何だかそれ以上の“年越しノリ”にやられまくり…。例の秘密兵器を登場させられなかったのは残念。今回の曲では、使いどころが無かった。「SUPPRESSION-PartT」のインタープレイは、演っている方もスリルがある。年の締めにはふさわしい曲だ。

スタッフより
新メンバー2回目のライブ。今回は順調にリハをこなした。が、さすがに13バンド出演ともなると、待ち時間が長い長い!そして恒例の大宴会!その間、いつものお客さんが訪れ更に盛り上がって本番を迎えた。出演寸前、やはりメンバーよりもどうやら私の方が緊張していたらしい…。オープニングはいつもと違って「LIFE」から、そしてMCへと続く。今回は、やけに女性のお客さんにウケていた!演奏については、私が言うまでも無いでしょう。「SUPPRESSION-PartT」のラストは、私個人的には非常に気に入っております。今日は持ち時間が少なく、1曲1曲の長いONE BIG RUSHは3曲しか出来ない!もう少し聴きたいと思ったら終わってしまった。この欲求不満はCDで…。と言う事で、12月31日発売の『FIGHT TO WIN』をご購入下さい。

     

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